世間ではいろいろな業界があるなかで、IT業界は人気のあることで知られています。産業としての将来性が人気の理由かもしれませんが、働き方が比較的自由になることが多い点も見逃せません。
ただし、IT業界といっても職種が多様で、会社員として勤務するのかフリーランスとして活動するのかで働き方は千差万別です。
IT業界での勤務を望むなら、自分が望む待遇なのかきちんと調査することが大切です。開発職の会社員を想定して紹介すると、勤務時間が比較的自由になる事例があります。
9時から17時までの典型的な勤務形態ではなく、特定の時間帯に出社していれば出社と退社が比較的自由になる環境はめずらしくありません。成果はきちんと求められるので、状況により残業はあります。
また、オフィスの環境について自分の意思を反映できる例もあります。開発に使う端末やディスプレイの数について、自分で選択できるしくみです。効率的な開発のため、オフィス環境への投資額が多いIT系企業はよくあります。
場合によってはテレワークを認めている企業もあり、毎日の出社を求められるとは限りません。柔軟な働き方を認める文化を持つ企業や、勤務環境への投資が多い企業ほど人気が高まる傾向です。
ただし、経営者の方針や業績によって、勤務環境の差はかなり大きいのが実情です。自分がイメージする働き方ができるのかどうか、面接などを通じてしっかりと確認しましょう。企業名だけで判断しないことが大切です。